Japanese Folk House 古民家Bank

この古民家について

江戸末期築、半野、杜氏の家柄です。当時持主は車で5分の隣部落に住み、勤め人で妻は店経営、祖母が当家に暮らしていました。150年間空家無しです。

この状況で25年前定年後の暮らしを田舎の茅葺き古民家でと切望した折に、数十件の候補物件より譲り受けたものです。山野草花木を愛する人を希望します。
定年記念に妻とニュージーランド旅行の際訪れたオープンガーデンの個人宅を見学、植物の庭造りに触発され、また妻が仕事の茶道教室に於ける「茶花」を助勢する目的とあいまって、埼玉より250kmの道程、年間3月～12月をほぼ一人暮らしで常住、時々家族や旧友等年間50名程度の来客があります。以来、特に庭の植栽に力を入れ、柏崎植物の友の活動と共にオープンガーデンとして、新潟日報の雑「CARREL」2019年6月号に掲載されました。
茶室(裏千家の東院席模倣)床柱、黒松皮被り、四畳半代名、平成16年築造、天井の高さ、壁、色、障子、いろり(置き型、イス式)とテーブル、2間に及ぶ欅の梁、6本ある大黒柱(欅)は24cm角が物件のポイントです。現在、風呂のボイラーが中越地震により破損しています(その後一人暮らしでは近隣の温泉が良い為修理をしませんでした)。ライフラインは、トイレ水洗と下水道本線を平成14年に設置しました。